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Windows Forms : ウィキペディア日本語版 | Windows Forms Windows Formsはマイクロソフトの.NET Frameworkに含まれるグラフィカルユーザーインターフェイスAPIの名称である。日本語版のMSDNライブラリでは「Windowsフォーム」と表記されている〔Windows フォーム 〕。「WinForms」と略記されることもある〔Windowsフォーム開発に最適なコンポーネントセット - ComponentOne Studio for WinForms | グレープシティ コンポーネント製品 〕。 == 概要 == Windows FormsはWindows API(GDI/GDI+)をマネージコードでラップし、Windowsのユーザーインターフェイス要素へのアクセスを提供するフレームワークである。従来からVisual C++用に提供されていた、複雑なネイティブC++ベースのMFCや、旧Visual Basic(VB6)のフォームにとって代わるものとされる一方で、Windows FormsはMVCモデルを提供していない。また、シェル関連など一部のAPIに関してはラッパーが存在しないので、それらをWindows Formsで利用するためにはC++/CLI言語でラッパーアセンブリを作成するか、あるいはP/Invokeなどの手法を用いる必要がある。そのほか、MFCアプリケーションからWindows Formsコントロールを利用するなどのシナリオを想定した相互運用機能も用意されている〔MFC での Windows フォーム ユーザー コントロールの使用 〕。 Windows Formsアプリケーション開発にVisual Studioを利用することで、.NET以前のVisual BasicやDelphiのように、GUI(フォームデザイナー)で簡単かつ効率的に画面作成やGUI部品の詳細な設定を行なうことができる(RAD)。これは、GUI部品の簡単な配置や簡単な設定までしかできないWin32/MFCのダイアログ エディターとは大きく異なる。作成したウィンドウ情報は、リソースファイルに変換されるのではなく、Visual Studio IDEによって直接C#やVisual Basic .NETなどのソースコードに変換して出力される(コード ビハインド)。マネージ言語はIDEとの親和性が高く、Windows Formsによって生産性の高いGUIアプリケーション開発環境が提供される。 なお、Windows Formsのターゲット環境はデスクトップ アプリケーションであり、ブラウザで動作するWebアプリケーションを開発するにはASP.NETなどを利用することになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Windows Forms」の詳細全文を読む
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